ロードバイクの人気ブランドまとめ

ロードバイクの人気を左右するもの

ロードバイクの人気を左右するものとして、性能、価格、デザイン性、実績、産地があります。

まず性能については、どの性能であれば人気かということよりも、その人が求めている性能によって人気が左右されるということです。
例えば、速く走ることを考えている方にとっての人気のブランドと、ロングライドに走りたいと考えている方にとっての人気のブランドは異なります。

次に、価格です。
これまで価格が安いものはフレームもあまり良くないというイメージがありましたが、最近のロードバイクはそうでないものがたくさん販売されています。
そのため、コストパフォーマンスが高いロードバイクがじりじりと人気を集めているのが現状です。

また、ロードバイクは高いものというイメージがあるゆえにロードバイクに挑戦できなかった方たちに支持されているのが、コストパフォーマンスの高いロードバイクです。

それから、デザイン性です。
ロードバイクは元々ヨーロッパから発祥したものであることから、デザイン性を重視してつくられている物がたくさんあります。

しかも、ヨーロッパ的なデザインの物は乗った時の姿も非常にかっこよく見えることから、性能が良いことはもちろん、デザイン性の高いロードバイクに人気が集中しています。
特に、乗っていても降りていてもスタイリッシュな見た目の物は、人気が出やすいと言えます。

そして実績です。
ロードバイクのブランドは、実績が重視される世界でもあります。
例えば、ツール・ド・フランスでの優勝経験があるのか、オリンピックでのメダル経験があるのかなどです。

ロードバイク界で有名なレースでの実績があればあるほど、ロードバイクのブランドの人気も高まります。
また、ブランド自体もレースで優勝することができるロードバイクの制作に力を入れています。

最後に、どこの国でつくられているロードバイクなのかによっても、人気は左右されます。
例えばフランスやイタリアなど、ロードバイクの本場でつくられているロードバイクの人気は高いですし、日本人がロードバイクを購入しようと検討するとなると、日本製の物が必然的に人気が出ます。
それは、日本人にとって自国のものが一番安全であるという意識があるからです。

では、実際に人気のロードバイクとしてどのようなものがあるのでしょうか。
主に3つのブランドに人気が集まっています。

GIANT（ジャイアント）

まず最初に挙げたいブランドはGIANTです。
カーボンフレームを自社で一貫生産もしており、その技術力に定評があります。

中でもGIANTのTCR1は、ロードバイクの中でも1番と言って良いほど人気のあるロードバイクの1つで、フレームはベーシックなアルミ製であるにも関わらず、GIANT特有の技術で進化を続けているロードバイクです。

価格も10万円前後のものからあるので、初めてロードバイクに挑戦する方にもおすすめのロードバイクです。
さらに、初心者だけでなく上級のロードレースにも挑戦してみたいという方にもおすすめです。

Cannondale（キャノンデール）

こちらはカーボンではなくアルミフレームに定評のあるブランドです。
アルミフレームの完成系とも呼ばれており、今となっては当たり前にもなっているオーバーフレームという概念を生み出したのがCannondaleと言われていることから、アルミ製が好きな方からも愛用されています。

CannondaleのCAAD9は多く有名レーサーが愛用していることから、ファン達にも支持されているロードバイクです。
レースで勝てるロードバイクと言われており、勝負にこだわりたい方に向いています。

価格としては、20万円前後から購入することができます。

PINARELLO（ピナレロ）

PINARELLOはカーボンフレームで有名なロードバイクブランドで、ツール・ド・フランスなど、国際大会の優勝者が多く使用しているロードバイクブランドとしても知られています。

PINARELLOの人気のバイク、FP2もフルカーボンフレームです。

ヘッド部分などがカーボンフレームによってより強度がアップされていることから、レースを中心にロードバイクを楽しみたいという方におすすめのロードバイクです。

ドロップハンドルになっていますが、ハンドリングがニュートラルなので、初めての方でも安心して乗ることができます。
30万円前後から購入することができます。


ロードバイクでは何が人気なのかというのは、何を重視するのかによって異なります。
したがって、初めてロードバイクを購入する方でどのロードバイクを買ったらいいか分からないという場合には、これから自分がどのようなロードバイクへの挑戦の仕方をしたいのかによって決めることが大切です。