2016年11月8日更新

月の謎に迫る!?スーパームーン特集前編!

11月14日はスーパームーン!
お月様について考えていたら、モバ美は昔見たある不思議な現象を思い出しました。
あれは何だったんだろう…。気になる!気になるううう!
というわけで今回は、モバ美が月の謎に迫ります。

見上げればいつもそこにあるお月様の秘密

月が消えた?!

こんにちは!モバ美です!

突然ですが、モバ美は月が消える瞬間を見たことがあります。
月食とかではないですよ。
それまでしっかりと輝いていた月が、段々と消しゴムで消したように消えていき、最後には全く無くなってしまったのです…。

うおおお…なんでや…と思うでしょう??

さて、それはさておき、11月14日は日本でスーパームーンと呼ばれる現象が楽しめる日!
秋は何かと月を楽しむ風習のある日本ですが、今回はスーパームーンをきっかけに、月について考えてみたいと思います。

宇宙と深海が大好きなオク子ちゃんが得意そうなテーマ!
ですが、わたし、あの時月が消えた謎に迫りたいんです。
最後には絶対突き止めてみせるぞ!

そもそも月って何?

わたしたちに大変馴染みのある存在、それが月。
当たり前すぎて、月について書くというのも変な感じがします。

でも、月って一体何なのでしたっけ。
小さい時にきっと学校で習ったはずのことを、少し復習してみましょう。

まず、月は地球の「衛星」です。
衛星というのは、簡単に言ってしまえば、ある「惑星」を中心としてその周りを「公転」している星のこと。
地球という「惑星」を中心に公転しているため、月は「衛星」となるわけですね。

あれ、では地球は太陽の周りを公転しているんじゃなかったっけ?地球も太陽の衛星?
いきなりつまづきそうになりましたが、ちょっと調べてみたら思い出しました。

地球は「惑星」ということになりますが、惑星とは「恒星」の周りを公転しているもの、ということだったんですね。
「恒星」とは自ら光り輝く星のこと。つまり地球にとっては、太陽です。
まとめると、地球は太陽という「恒星」の周りを回る「惑星」。
そして月は惑星である地球の周りを回る「衛星」ですね。

ところで、月は衛星としては巨大すぎるサイズなんだそうです。
衛星というのは基本的にはどこかから飛んできた小さな星を、惑星の引力が捕らえて「お前ぇにがさねえぞぉ!」としているものなんですね。
小さな星はどこかへ飛んで行こうとしているのに、引力の強い惑星の近くを通ってしまったために飛び立てなくなってしまったということ。
となるとやっぱり、衛星になる星は惑星の引力に引き寄せられてしまうくらいの可愛いサイズ感を想像しますよね。

しかし!月はなんと直径でいうと、地球の4分の1もあるそう。
そんな大きさのものがどこかから飛んできて、うまい具合に「キャッチ!」できたとは考えられないそうです。
全速力で走ってくる大型ワンちゃんに首輪をかけて、そのままずっと逃げないように引っ張り続けているようなものでしょうか。
たぶん違いますね。

でも、そんな風に想像してみても、月と地球の関係が特別なものだということが分かります。
金色に輝く月を見ていたら、亡くなってしまったゴールデンレトリバーの金太のことを思い出して泣けてきました…。

月がわたしたちに与えている影響

そんな特別な関係にある月ですが、一体私たちの生活にどんな影響を与えているのでしょう?
まず、月の公転する周期がほぼ一定であることを利用して、かつては月の満ち欠けを目印に暦(こよみ)が決められていたそうです。
それを「太陰暦」と言うそうですが、それだと現在の暦上の1か月よりも短く、地球上の季節の移り変わりからはどんどんずれていってしまうとのこと。
そのため、地球の公転周期に合わせた「太陽暦」などと組み合わせて次第に現在の暦になっていったとか。
難しいお話なので興味がある方は、ご自分で調べてみてくださいね!

ところで、今もなお月が思いっ切り地球に影響を与えていることといえば、そう、潮の満ち引き!
噂の巨大衛星だけあって、引力もとても強く、月に海が引っ張られていることで潮が満ち引きするんですね。
世界でみると満潮時と干潮時の水面の高さの差が10m以上(!!!)になるところもあるそうで、そうなると当然生活や建物の構造なんかも影響を受けそうですよね。

こんな世界遺産の広場が↑

満潮時にはこんなことも!(現地の人にとっては当たり前のことだそう)

漁師さんや海の近くで暮らす方々にとっては日々の大事であるこの潮の満ち引き。
でもそれだけではなく、潮の満ち引きがあることによって生態系が保たれているような海中の生物もいるようです。
食物連鎖の考えから言っても、地球全体の生態系は月によって保たれている部分があるんですね。

また、月の引力があることによって地球の自転するスピードが遅くなっているということも言われているそうです。
月が引っ張ってくれていないと、地球はもっと高速で回転することになり、地球上に人が住むどころではなくなる…。

おお!お月さま!あんた、なんてすごいんだ!

ちなみに、月の満ち欠けによって身体やホルモンが影響を受けるとも噂されていますが、その辺りはまだ確実なところはわかっていないようです。
でも、でも、これまで見てきただけでも「どんだけの引力働かせてくれてんだよこの、月!」っていうくらい、月が地球全体に力を送り続けていることが分かります。
モバ美は、きっともっと直接的に色々な影響があるんだろうなと、月の力を信じるようになりました。

犬やオオカミ達が遠吠えするとか、サイ○人が大猿に化けるとか、モバ美が太りやすくなるとか、なんかそういうことです!
きっと!

月をじっくり観察できる機会が11月14日に!

さてさて!11月14日は特別なスーパームーンが見える予想!
「スーパームーン=月が大きく見える」という事はモバ美も知っていますが、そもそもどのようにして起こる現象なんでしょうか?

月は、地球の周りを楕円形に回って(公転して)います。
楕円形に回るということは、地球との距離が遠い時もあれば、近い時もあるということなんですね。
その中で、月が最も地球に近づき、ちょうど満月・新月のタイミングが重なる時を「スーパームーン」というんだそうです。

いつもより近づいている為、月があんなに大きく見えるんですね!
過去に観測できたスーパームーンは、なんといつもの満月よりも約14%大きく、30%も明るく見えたそうです。

そして、今回のスーパームーンはさらに特別!ここ数十年で最も大きく見える予想なんだそう。
2016年のスーパームーンは11月14日の1度きり。
しかもなんと、2017年は見えないとのことです(ギリギリで2018年の1月にずれこんでしまうらしい)。
これはますます見逃せない!

スーパームーンの見ごろですが、日が沈み、月が昇り始めた頃が一番大きく見えるようです。
夕焼けからの天体ショーを楽しむのがおすすめ♪
うーんロマンチック!

望遠鏡でじっくり観察しちゃおう!
⇒望遠鏡


月について書き出したら、どんどん盛り上がってきてしまいました。
これも月の引力の影響か・・・!(; ・`д・´)

というわけで、続きは後編でお送りします!

月が消えた謎の正体は一体…?!
次回をお楽しみにー!

ライター:モバ美

猫と映画とカラオケをこよなく愛すアラサー。
最近のマイブームはラーメン食べ歩き。
口癖は『もう一軒いこう』