2016年9月13日更新

シンデレラプランニング×モバオク イベントレポート前編

買ってみたものの似合わなかった洋服、どう頑張っても何かが違うから捨てちゃおうかな…。
そんな経験は誰にでもあるはずです。でもちょっと待って!
似合う、似合わないというのはどこで決まっているのでしょう。
それが分かればきっと自分にぴったりのコーディネートやメイクができるはず。
あなたに似合う色は、あなたがまだ出会っていない色かもしれませんよ!

モバオクのファッションワークショップに潜入!

シンデレラプランニングって?

こんにちは!モバ美です!
今回は9月3日に行われた、シンデレラプランニング×モバオクのワークショップ、その前半の様子をレポートします!

シンデレラプランニングとは、およそ7万人の統計データから生まれたコーディネート分析88診断をベースに、雑誌やテレビで活躍中のスタイリストやコーディネーターから、客観的かつ専門的なアドバイスを受けられるというサービスです。

公式HP
http://cinderella-planning.com/

誰もがきっと、ちょっとしたことでシンデレラみたいに輝けるようになるもの。
モバオクをご利用いただいているおしゃれな女性の方にもっと輝いていただこうと、この度シンデレラプランニングと強力コラボレーション!
エントリーいただいたモバオク会員様の中から当選された皆さんに、こちらのサービスを無料体験していただく事となりました。

皆さんが普段から使っている洋服、クローゼットの奥で眠っているような洋服を使いながら、それぞれの個性に合わせたコーディネートを提案するというこの講座。

いつもの洋服達を使って、何がどんな風に変わっていくのでしょうか! モバ美も見守りながら、ちゃっかり勉強させていただこうと思います。

それでは潜入調査スタート!

いざ!ワークショップスタート!

まずはコーディネーターの堀口先生からご説明。

「人それぞれ似合う色、似合わない色がありますし、形や素材などについても合うもの、合わないものがあります。皆さん自身がそれを一番よく分かっているんですが、それでも色んなものをあれもいいな、これもいいなと思っているうちに、うまく着こなせないものが持ち物の中に増えてしまうんです。」

ぐおお…冒頭からモバ美にとって耳の痛い話でスタート。
あれも可愛い、これも可愛いとフラフラし続けた結果、モバ美のクローゼットは統一感ゼロ状態に。
そんなモバ美の心を見透かしたかのように、先生はお話を続けます。

「ただ、自分が好きで買ったものだから、色なのか、形なのか、素材なのか、何かが合っているかもしれません。コーディネートの仕方が間違っていることで、雰囲気が違うと思っているのかもしれない。何か一つ変えるだけで、上手く着られるようになるかもしれませんね!」

せ、先生…オシャレがしたいです…。

重症のモバ美にも希望があるかもしれないと思わせてくれるような先生の前向きな言葉に、会場の雰囲気も少し和んだ様子。

「それでは今日は、代表者1名の方にモデルになって頂いて、まずはカラー診断を実際にやってみましょう。」

色が変わると何が変わるのか

今回の代表者として選ばれたのは、お美しくてスタイリッシュなAさん。
とてもお若く見えますが、今回お子様連れでご参加いただいた綺麗なママさんでいらっしゃいました。

先生「それでは皆さん見やすいように鏡の前に集まってください。ここに沢山の布がありますので、これを当てていって違いを見てみましょう」

シンデレラプランニングのスタッフさんがご用意されたのは、様々な色の布が幾つかのグループにまとまっている束。
布はちょうど女性の肩幅から胸元を覆うくらいのサイズです。ここから早くも先生の魔法が始まります。

先生「布を当てていくと、その人に似合う色、それから色調、これは明るさ暗さなどですね、それからアクセントが要るかどうか、そういうことが分かるんです。そして、その人に似合う色=パーソナルカラーと言いますが、それを当てると、顔に若々しさや艶が出るんですね。似合わない色を当てると逆に、顔がくすんで見えたり、年齢も上がって見えたりします。」

ほおおお!最近鏡に映った自分の顔から若さが無くなってきた気がしていましたが、もしかしてモバ美も似合わない色を当てていただけなのかも…!

先生「ではやっていきますね。皆さん、当てた布ではなくて、Aさんのお顔を見ていてください。当てる色によってお顔の色が変わります。」

そう言うと、1つの布束をAさんの首下に合わせていく先生。色を着せ替えるように、布を1枚1枚めくっていきます。

先生「これは、黄色が入っているサーモンピンクですね。お顔がファンデーションを塗ったような綺麗な色になりました。」

先生「今度はビビッドなピンク。これだとお顔が派手にみえてしまいますね。逆に表情は暗くみえてしまいます」

先生「赤は着ますか?」

Aさん「あんまり着ないです」

先生「赤、悪くないですが、お母さんでもいらっしゃいますし、健康的な明るい感じ、若さを求めると、赤は強すぎてしまう。似合わない色だとお顔も重くなってしまう。ブルーはどうです?」

Aさん「(近くで見ている息子さんに)着ないよね? 着ないですね。」

先生「ブルーもちょっと強い感じですよね。ただ(濃度の違うブルーをいくつか合わせる)このように大分黄色が入った青だととてもお似合いですね。ブルーの中でもこうやって合うものと合わないものがある。これは同じ材質の布なんですが、似合う色をあわせると上質な布に見えるんですね」

皆さん「ほんとだ〜」

先生のしなやかな手つきで次々と合わせられていく色たち。後ろから見ていても驚くほど、Aさんの印象が変化していきます。

先生「緑はどうですかね?みなさん、緑の反対の色ってなんでしょうか?ご存知の方もいらっしゃいましたか、緑の反対の色は赤なんです。実は、首元にある色と反対の色がお顔にかかるんです。その色自体がかかるわけではないんですね。なので、緑の布を置くと、お顔には反対の色の赤がかかっています。」

へぇ!へぇ!へぇー!知らなかった!モバ美は思わず机を連打したい気持ちです!

先生「その、かかった反対の色がお顔にとっていい色なのかどうか。今だと顎のラインが暗くなってしまっていますね。ちょっと強すぎるんです。(カーキを当てて)これはお似合いですね。さっきから大体同じグループの色がお似合いなんですよ。パーソナルカラーでいうと秋色といって、秋の紅葉したような深い色、そういうのがお似合いみたいですね。」

秋色の似合う女性…素敵だなあ。わたしは何色が似合うのかなあ。会場の皆さんも同じように、自分のまだ知らない魅力にワクワクした気持ちになっているようでした。

似合わないものへの気づき

先生「次は似合わなそうな色ですね。似合わない色も分かっていないとだめなんですね。(強いピンクを当てて)色に負けちゃいますね。似合う色だと、顔とお洋服が一緒に前に出るような感じなんです。逆に色によっては肌の奥のダメージが上がってきてしまうこともあるんですよ。」

そう言いながら、Aさんにはお似合いではないと思われる強めの色を次々に合わせていく先生。

先生「(鮮やかな白系の色)この辺も顔が暗くなってしまうでしょう。今度は反対に黄色っぽい色でも、ビビッドすぎるクレヨンみたいな原色の色は強すぎるんですね。明るすぎて色が浮いてしまう。茶系は良さそうですよ。落ち着いたような茶色はお似合いです。」

布をめくっていきながら、次々に印象を説明していく堀口先生。その判断には1色につき1秒もかかりません。 これまでにどれだけ沢山の方にアドバイスを送ってきたのか、どれだけ「色」について知り尽くしているのかを感じさせます。

先生「白でも、さっきのと違って、こうしてベージュがかったようなものは似合いますね。」

なるほど!一口に白と言っても似合うものと似合わないものがあるなんて! 「色」と「恋愛」は同じくらい難しい…!

良いものが似合うのではなく、似合うものが良いもの

先生「では多分メインの色になるようなグループですけれど、とても黄色みがかっていて、秋の山のような色のグループ。(ブラウン系を当てる)薄いブラウン、なんとなく無難なように見えるけれど、お顔にとってもよく入っています。もっと薄いブラウン、ほら、これもとても綺麗ですよね。(同系でさらに色を薄めていく)ほら、ずーっと明るくお顔が綺麗に落ち着いていますよね。それから、紫も合いますね。紫はどうですか?」

Aさん「意外です。あんまり濃いのは上にもってこないので。」

先生「そうですね。上でなくてもいいです。どこかにちょっと入るのでもいいかもしれないですが、濃い紫はとてもお似合いですね。やっぱり茶色もお似合いですね。茶色はどうですか?」

Aさん「ここまで濃いのは持ってないですけれど、結構好きです。」

先生「ああじゃあやっぱりご自分でお分かりになってるんですね。カーキも綺麗ですね。どうですか皆さん?」

Bさん「お似合いの色だと全然安っぽく見えないですね」

先生「そうなんです。似合うって、お値段じゃないんですよ。安くても似合うと良いものに見えるんです。」

そうですよね!お値段じゃないんだ!服がわたしを着るんじゃなくて、わたしが服を着るんだもの!
モバ美にもなんだかよく分からない勇気のようなものが湧いてきました。

先生「(その後も色々似合いそうな系統を試しながら)あんまり薄いと足りなくなってしまうので、Aさんには、色がしっかり入っていて、ちょっとくすんでいて、黄色が入っているもの、これが似合いますね。お手持ちのお洋服の中にあるかしら?」

Aさん「カーキ系は好きなのでよく着ます。あと、クリームっぽい黄色系も持っています。」

先生「そうですか!じゃあ好きなものと似合うものが一致してらっしゃるのかもしれないですね。」

似合うものはその人の「気質(個性)」で決まる

先生「という感じで今全部で120枚あったんですが、お似合いの色がこういう感じ。」

120枚!気付かないうちにそんなにも沢山のカラー診断をされていたことにビックリ。
先生はその120枚の中から、Aさんにお似合いだと判断したものを丁寧に並べていきます。

Bさん「Aさんのイメージ的に、もう少しビビッドな色がお似合いかと思ったんですが、意外とそうでもないんですね」

先生「そうですね。鮮やかなものが似合いそうですが、そうすると色だけが逆に浮いてしまう。それよりもこちらのほうが上品さがでますね。垢抜けるっていう言葉がありますが、そういう感じになります。」

確かにAさんにかけられた布のグラデーションは、秋の色合いをしています。モバ美には秋の山というより美味しそうな秋の味覚の色に見えたり…。

先生「茶系の中にこういう少しくすんだオレンジも似合いますね。オレンジ色にはみんなで楽しく!というような雰囲気がありますが、そういうのはお好きですか?」

Aさん「好きですね(笑)」

先生「やっぱり、人によっては大人しいのがいいとか、自然の中にいるのが好きとか、そういう【気質(個性)】というのが似合う色に重なるんです。」

皆さん「へえー、すごい!性格まで分かるんですね!」

先生「ところで、Aさんは目標を決めたらもうガッツリと向かっていくっていうタイプではないですか?」

Aさん「ガッツリです!(笑)」

(一同笑い)

先生「色をかけている間に、大体どういう方かなって分かってくるんですが、色ってそれだけその人を表現しているんですよ。だから、そこまでわかると綺麗さがどーんとアップするんですね!」


いかがでしたか?
シンデレラプランニング×モバオクのワークショップ、その模様のまずは前編をお送りしました。

このカラー診断だけでも、ためになる内容が盛りだくさん!自分の持っている洋服も見つめ直さなければと強く思ったモバ美でした。

でも先生も仰っていたように、色だけでなく、形や素材もファッションにとって重要な要素。
そこから先のことももっと知りた〜い!

この続きは、また次回お届けしたいと思います!お楽しみに!

ライター:モバ美

猫と映画とカラオケをこよなく愛すアラサー。
最近のマイブームはラーメン食べ歩き。
口癖は『もう一軒いこう』