画集 ヴィンセント・バン・ゴッホ 全油彩画収録 多分、他では売ってません。

画集 ヴィンセント・バン・ゴッホ 全油彩画収録 多分、他では売ってません。

ヴィンセント・バン・ゴッホの全てを1巻と2巻で分けて網羅した、日本語解説付きの画集です。

TASCHEN 1994年

ゴッホはメニエール病(三半規管異常による目眩の病気)だったとか、目にも病気があり(実際の目に見えるモノが黄色っぽく見えていた)、自ずとタッチや色が回転していたり、黄色が多くなっていたとか諸説ありますが、本物(例えばひまわり)を観ると、そのような偶発的なことは関係無いな、と。驚倒します。

確か、美術館や図書館や美術関係者等に売りに出されたくらいで、一般発売はしなかったと思います。間違っていたらごめんなさい。

そこそこの年代物でありながら、大切に保管してあったので、状態もかなり良いと思います。

画集を入れた箱のサイズ(ゴッホの自画像):３３.６センチ×２５.５センチ×８.５センチ

私は印象派があまり好きでは無いですが、ゴッホを印象派に入れるならゴッホは別格だと思います。

他にも色々出品していますので宜しければご覧ください。

(9/27 18:59 追記)
ゴッホが耳の一部を切ってラシェルという娼婦に差し出した、という通説は誤りです。ゴッホの主治医がゴッホが切り取った耳の図解を残しており、ほぼ全ての左耳を切り取り、娼婦ではなく、娼館の掃除婦をしていたラシュエル(本名ガブリエル、当時19歳)が犬に咬まれ左腕に大きな傷を負い、狂犬病に罹患する恐れがあった、という出来事から、彼女の苦悩や悲しみに寄り添おうと耳を切って差し出したのです。まるで武士道の様です。当時の常識でも考えられないことではありますが、何がゴッホを奮い立たせたのでしょうか？