日本画 寺崎広業『日露戦争』戦争画 真作保証 貴重 原画

専用箱付き。

額縁にスレ等あり。

サイズ
作品：24.5センチ×32センチ
額縁：44.7センチ×52センチ

略歴：16歳で秋田藩御用絵師だった狩野派小室秀俊に入門、1888年上京。放浪の旅に出る。美人画で名を挙げる。東陽堂の「絵画叢誌」で挿絵の仕事。諸派名画を模写、総合的画法の基礎を築く。1898年東京美術学校助教授になる。翌年校長岡倉天心排斥運動がおこり天心派の彼は美校を去る。天心と橋本雅邦は日本美術院を興し、橋本門下の横山大観・下村観山らと広業もこれに参加。1900年秋田・大曲・横手に地方院展を開催。翌年美術学校教授に復し天籟散人と号した。1904年に日露戦争の従軍画家となるが健康を害して3か月で帰国。1907年には第１回文展が開催され日本画の審査員となり、自ら大作「大仏開眼」を出品。1912年の文展には「瀟湘八景」を出して同名の大観の作品とならび評判作となる。1913年には美術学校の日本画主任となり、1917年には帝室技芸員を命ぜられ、芸術家として斯界の最上段に立つ。1919年2月、54歳に死去。

三ヶ月の従軍画家時代もので、歴史的に貴重な絵画。

東京国立近代美術館、秋田県立近代美術館、北海道立近代美術館、新潟県立近代美術館、秋田市立千秋美術館、山種美術館等蔵

真作保証。原画。