冬のロードバイクの注意点と服装対策

冬にロードバイクで走行する際の注意点

冬は日も短くなるだけでなく外気温も低くなってしまうため、走行時にも注意が必要になります。
気温が低いと路面が凍結していることもありますので、あまりスピードを出しすぎないように努めましょう。

普段雪の降らない地域でも冬には雪が降ることもありますし、路面が凍結してしまうと思わぬスリップ事故に遭う危険性も高くなります。
いつもの季節と同じ感覚で運転していると、ケガをする恐れがあるので注意しましょう。
天候や道路の状況によっては自転車に乗らないという決断が必要になる場合もあります。

また、冬は日が短いため、帰りはもちろん通勤時にも暗い道を走行することも十分にあり得ます。
早めにライトを点灯することは大切ですが、車からも見やすいように明るい色のジャケットを着用する、反射鏡をつけるなどして暗い道でも安全に走行できるような対策をとりましょう。

冬のロードバイク走行時の服装

北風も冷たく、外気温もかなり低いため、冬のロードバイク走行はしっかりとした寒さ対策が必要になります。
対策グッズにも色々なタイプがありますが、揃えておきたい防寒グッズとしては以下の物があります。

○防寒着
体を防寒するための防寒着はロードバイク専用の製品を選ぶのがおすすめです。
さまざまな防寒着が販売されていますが、防寒性や耐久性、動きやすさを考慮して作られたロードバイク専用の製品の方が、ロードバイクの運転を妨げることなく快適な温度を保ってくれるからです。

○グローブ
ロードバイクに乗るときはハンドルを握って運転する必要がありますが、長いこと素手でハンドルを握っていると手がかじかんできて運転操作を誤る危険性も高くなります。
グローブにも色々な種類がありますがロードバイク用の製品も販売されていますので、必ず一つは揃えておくことをおすすめします。

○防寒キャップ
意外と冷たい風を受けやすいのが顔面です。
体は防寒着である程度ガードできるのですが顔面は冷たい風を直接受けてしまって、顔全体が冷えてしまいます。
また風の強いときは肌も乾燥してしまいますので、女性は美容面でも肌トラブルが気になってくるでしょう。
見た目が格好悪いと思うしれませんが、顔全体をすっぽりと覆ってくれて温かく過ごせますので冬場の走行も快適になります。

○サングラス
サングラスは冬場でも装着することをおすすめします。
冬は空気が乾燥してしまって、目も乾きやすくなります。
それを潤すために涙が大量に出てくるのですが、その影響で視界が悪くなってしまって運転に支障が出る恐れがあります。
紫外線対策だけでなく乾燥対策としても、サングラスを活用しましょう。

冬にロードバイクに乗るメリット

そもそも道路も凍るし寒いから冬はロードバイクに乗りたくないと考える方も多いのではないでしょうか。
確かに冬場は他の季節と比べると厳しい環境であることは確かです。
しかしながら、冬に乗るからこそ得られるメリットもあるのです。

それは代謝アップが期待できる点です。
冬は夏や他の季節と比べるとめっきりと汗をかく機会が激減するため代謝が鈍りやすいと言われています。
秋まではロードバイクで通勤していて運動していたかもしれませんが、冬にそれを辞めてしまうと一気に代謝が鈍るようになります。

しかも冬は忘年会やクリスマスといったイベントが多く、ごちそうを食べる機会も多いためにカロリーオーバーで余分な脂肪もつきやすいのです。

そして温かくなってきてから慌ててダイエットをする方も少なくありません。
ロードバイクに乗っていれば冬でも適度な運動をすることができますので、体型や運動維持に多いに役立つと言えます。